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最近有名な横山秀夫の長編本格小説です。
サスペンス作家で映画「半落ち」の作者です。クライマーズ・ハイは地方記者の話です。作者の経歴が地方記者だったので人物が実によく描かれています。面白くて読み出したら止められません。私だけかと思ったらある雑誌の書評にも同じ事が書いてありました。
人生は一度しか生きられないけど小説の中でなら何度でもいきられます。そなことが読書の楽しみではないでしょうか。
私は散歩のコースに本屋をいれてぶらぶらとするのが楽しみです。
私の好きな宮本輝の新作です。「大人の大人を書きたかった」と作者は言っていますが、登場人物が素敵です。
最近TVを賑わしている政治家とか最近大人が少なくなってきました。これを読むとさすが大人とはいいなと思わせますよ。
中に出てくる徒然草の一節も素敵で兼好さんもこんなこと書いていたのかと再発見でした。
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